乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎を克服するためには、毎日の食事を見直すこともとても大事です。
ただし、アトピー性皮膚炎の場合は、特に食べ物との関係が深いので、次回あらためて説明し、ここでは乾癬、膠原病、リウマチの方の食生活にしぼって述べていきます。
中国に古くからある「医食同源」ということばを、ご存知でしょうか。
病気の治療も、ふだん食べる食事も、ともに人間の生命を養うもので、源は同じだという意味です。
カンタンにいえば、食べ物は薬と同じくらい効き目があるということです。
実際に、食べ物に含まれている栄養素は、体質や症状を改善する「薬」の役目を果たしてくれます。
ですから、どんな食べ物をとるかで、「良薬」になるかどうかが決まってくるといえるでしょう。
とはいえ、乾癬に効く食べ物とか、膠原病だから食べてはいけないとか、リウマチにはこれがおススメ、というものがあるわけではありません。
結論をいいますと、1日3回決まった時間に、適量の食事をとり、いろいろな食品をバランスよくとることが体調を整え、免疫力を高め、それが乾癬、膠原病、リウマチの改善に良い効果を発揮しますよ、ということです。
食生活のポイントは、
○精白した穀物や砂糖などは避ける。
○動物性タンパク質を控え目に。
○有色野菜、海草を常食する。
○よく噛んで食べる。
○塩分は少なめに。
○1日30種類の食品をまんべんなくとる。
○過食、大食をしない。
○合成添加物のなるべく入っていない食品を。
など。
乾癬の方は肌に良いたんぱく質、ビタミン類を意識してとるようにするといいでしょう。
にんじん、セロリ、ブロッコリー、ピーマン、小松菜、キャベツ、かぼちゃ、ほうれん草などがビタミン豊富な食材です。
膠原病の方は、薬などの影響で骨量が減る傾向にあります。カルシウムを十分にとるように心がけましょう。
薬の服用は食欲も亢進させ、肥満になりやすくなります。できるだけ野菜を多くとり、低カロリー・低脂肪食にすることが大切です。
リウマチの方も肥満になると関節に負担がかかりますので、過食を避け、標準体重を守るようにしましょう。
8月 31, 2010 6:02 am|
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乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎の方に、ぜひ心がけていただきたいことは、まず「ぐっすり、よく眠る」ことです。
なぜ睡眠が、そんなにも重要なのでしょうか。
良く眠れないことは、病気回復にマイナスだからです。
みなさまも経験があると思いますが、睡眠不足が続くと、風邪を引きやすくなります。
これは、自律神経の交感神経が過度に緊張するからです。
交感神経が過度に緊張すると、自律神経にバランスをくずします。
反対に十分な睡眠をとると、副交感神経が優位になり、自律神経のバランスも保たれます。
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が増加することが科学的にもわかっています。
また睡眠は、脳を休めることにもなります。
大脳を深く休ませると、寝ている間にさまざまなホルモンが分泌され、体を修復し、新陳代謝を促進してくれます。
このように、睡眠は病気回復の大きな味方なのです。
乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎の方にとっては、これを大いに利用しましょう。
ぐっすり眠るためのポイントをあげてみます。
① なるべく同じ時刻に起きる(夜更かししても、いつもと同じ時間に起きる)。
② 寝る前のお酒やたばこは控える(カフェインは午後3時のお茶までに)。
③ 午後から夕方にかけて軽い運動をする(ウォーキングや自転車こぎなど)。
④ 朝起きたら、屋外に出て太陽の光を浴びる(睡眠のリズムができる)。
ただし、膠原病(全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、皮膚筋炎)で日光過敏症の方は、紫外線で病状が悪化することがありますので、直射日光を防ぐことが必要です。
⑤ 寝る1時間前に、ゆっくり入浴する(熱すぎる湯は逆効果)。
⑥ 寝室に仕事関係の書類など持ち込まない(興奮は熟睡を妨げる)。
⑦ 音楽を聴く、本を読む、香を焚くなど自分流の就眠儀式をつくるのもよい。
などがあります。
睡眠は人生の約3分の1を占めます。よく眠れることと十分な睡眠がとれないことの差は、想像以上に大きいのです。
さっそく今日から始めて、よい睡眠をとるようにしましょう。
8月 27, 2010 6:18 am|
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では、今回から乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎に対する日常のケアについて考えることにしましょう。
乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎には、日常生活の心がけは、とても大切です。
なぜなら、たとえ自然療法を行っても、悪い生活習慣などを続けていると、自然療法の効果も半減するからです。
穴のあいたバケツでは、いつまでも水は一杯にならないのと同じ理屈です。
自然療法と日常の生活習慣が両方相俟(あいま)って、改善効果もいっそう高まるのです。
自然療法と日常の心がけは、「車の両輪」といえると思います。
乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎それぞれの心がけはありますが、ここでは共通した心がけを述べることにします。
あるとき、私の知っているお医者さん(内科・皮膚科の開業医)が、「健康7か条」なるものを教えてくださいました。
イギリスで一般に提唱されている、その7か条とは、
① 毎日7時間眠る。
② 朝・昼・晩なるべく時刻に食事する。
③ 朝食をキッチリ食べる。
④ たばこは吸わない。
⑤ アルコールは飲んでも、いつでもやめられるように。「もう一杯」と言わない。
⑥ 標準体重をコントロールして太りすぎない。
⑦ 毎日4キロ歩くなど、適度な運動を。
というものです。
「な~んだ、当たりまえのことじゃないか」などと思わないでくださいね。
このなかの一つを守り続けるだけでも、ほんとうに難しいのですから。
これらを「全部守っている人」と、「一つも守っていない人」をくらべると、統計的に寿命の差が10年以上もあるそうです。
この「健康7か条」は、乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎の方にもあてはまります。
次回以降、具体的に説明していきたいと思います。
8月 24, 2010 6:20 am|
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乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎の方におすすめしたいのが、デトックス(DETOX)です。
デトックスは英語で「解毒」という意味。体内の毒素を排出させることです。
毎日の生活の中で、わたしたちは毒素を溜め込んでしまいますね。
主に食べ物や飲み物から入ってくるので、これは避けられません。
薬物などからも入ってきます。
体内でも発生します。老廃物が代表的なものです。
毒素が体内に溜まってしまうと、内臓や器官は十分な働きができません。
いくら栄養を摂取しても、体内毒素がジャマをしてうまく吸収されないことが多いのです。
その結果、新陳代謝が悪くなり、内臓の働きが弱まり、血液やリンパの流れも悪くなり、免疫力が低下していくわけです。
そんなときは、体の中から悪いものを出してしまいましょう。
細胞や内臓などを大掃除すると、新陳代謝が活発になり、腸などの働きが活性化し、血液やリンパの流れも良くなります。
その結果、免疫力が高まります。肌にも良いことは、いうまでもありません。
温熱療法も、デトックスの有効な方法のひとつです。
体を温めることで、体内の毒素排泄がうながされます。
とくに、乾癬、膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎の方は、ステロイド剤など薬剤を使用されていることが多いと思います。
薬剤は体の中で同化して体内に蓄積され、毒素になってしまいますが、そうした毒素が排泄されるのです。
自然の療法なので、体はポカポカと温かく、長湯したときに感じるようなだるい疲れはまったくありません。
毒素が排泄されると、だるさ、重苦しさ、疲労感などがとれて、体の芯からスッキリしてきます。
この感覚は、とても心地よいものです。
ぜひ一度、味わってみてください。
8月 20, 2010 6:39 am|
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健康な人の基礎体温は、約36.5度といわれます。
計り方は、一般には体温計を「脇の下」に当てます。運動や入浴、食事の後の30分は体温が高くなっているので避けたほうがよいでしょう。
体温が36.5度より低いと、特に35度台以下になると冷えの可能性が高くなります。
乾癬や膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎の方も、ときどきご自分の体温を計ってみてください。
おそらく、「冷え」の方が多いのではないでしょうか。
乾癬や膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎は自律神経の乱れからくるもので、自律神経が乱れると、冷えが起こっている可能性が高いのです。
体が冷えていると免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。同時に、病気も治りにくくなります。
最近、書店などでは「体を温めると病気が治る」といった健康本がよく売れているようですね。
体を温めると、血行が良くなり、内臓や器官が活性化されて免疫力が高まります。
体を温めることは、乾癬や膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎といった自己免疫疾患にも、とてもいいのです。
ただし、乾癬や膠原病、リウマチ、アトピー性皮膚炎の場合は、温めれば良いというわけではありません。
ほどほどが大切です。
少しぬるめのお湯に、ゆったり、ゆっくり浸かってください。
冷えをなくそうとばかりに、あまり高温のお風呂に入ると、かえって逆効果になることがあるので気をつけましょう。
ポイントは、全身を温めることです。
なかには、
「手や足など冷えたところを温めればいいのではないか」と思われるかもしれませんが、冷えたところだけを温めても、思ったほどの効果はありません(もちろん、やらないよりはましですが)。
手や足が、冷えの原因ではありません。血行不良から手や足が冷えるのです。
全身をゆっくり温めて自律神経を正常化し、改善をはかってください。
8月 17, 2010 6:56 am|
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