ここ数年ですっかりセレモニーの一つとして注目されているハーフバースデー。せっかくお祝いするなら、可愛く部屋を飾ったり、フォトジェニックな空間でオシャレに赤ちゃんの写真を残したいものです。今回は、ハーフバースデーの予算を抑えて楽しく可愛く祝うママ達をご紹介します。
ハーフバースデーとは
ハーフバースデーは、妊娠中におこなうベビーシャワーや出産後に集まるシップアンドシーと同様に、海外から入ってきて日本でも定着しつつあるイベントです。実はアメリカでおこなっているハーフバースデーは、日本の六ヵ月祝いとは意味が違います。アメリカやヨーロッパでは、子供の誕生日を盛大に祝う風習があり、子供達もたくさんの人に囲まれてお祝いされるのを楽しみにしています。しかし、生後六ヶ月ではありません。海外の学校は夏休みが日本より長く、家族旅行やサマーキャンプに申し込むといった予定が詰まっているため、その間に誕生日を迎える子供は友人を呼ぶことができませんでした。そこで、誕生日から半年ほどずらしてお祝いするハーフバースデーが始まったと言われています。日本では直訳して、二分の一のお祝いとしてハーフバースデーや二分の一成人式などが定着しています。お七夜や百日記念のように、すくすく育つことを皆で祈る・祝うという事は変わりありませんが、どちらかというと、親族ではなく友人や親しい知人などを呼んで祝うイベントになっています。
ハーフバースデーって絶対しなくちゃいけないの?
ハーフバースデーは比較的新しく始まったイベントです。絶対にしなければならないということはありませんが、他のイベントとは異なり親しい友人やママ友など気心が知れた相手を招待して、ママ自身が楽しむためのイベントと考えると良いでしょう。もちろん、ママだけで祝っている人も多いですよ。他のイベントのように親族はどうするか?といった縛りがない分、自分らしさを存分に詰め込んだお祝いができると人気があります。
ハーフバースデーの材料を100均で揃えたおしゃれママをご紹介
おしゃれママ①
こちらのママは、なんと赤ちゃんのクラウンを全て百均の材料でハンドメイドしています。材料は、フェルト・リボン・ポンポンの3種類です。布で出来ているので、赤ちゃんの頭からクラウンが落ちてしまっても怪我をせずに済むので安心ですよね。また裁縫が苦手な人は、縫わなくても布用ボンドで貼り合わせることが出来るので真似しやすいのがポイントです!
他にも、リボンとワイヤー二種類を準備し、赤ちゃんの頭に合わせて丸くしたワイヤーに短く切ったリボンを結んでいくだけのリボンクラウンも簡単で挑戦しやすいため人気があるようです。
おしゃれママ➁
こちらは、売り物と遜色ないクレイケーキをハンドメイドされています。ボンド・紙粘土・飾り・丸箱の代わりに丸くした段ボールを利用してシンプルかつお洒落に仕上げています。クレイケーキを購入しようか迷っていた人は手作りも視野に入れ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。お店で購入すると五千円以上するものも、手作りなら千円以内で可愛いものを準備出来ます。手間は多少かかりますが、費用をグッと抑えることができるうえ、一度作ってしまえば他の記念日にもアレンジして使用出来るので一個あると重宝しますよね。
おしゃれママ➂
こちらは、ハーフバースデーの飾り付けの参考例です。ダイソーで揃えたガーランドや半透明の風船が、”今っぽさ”をより引き立たせています。百均とは思えないクオリティで、おうちが一気に本格的なフォトブースに大変身!自分の好みの色でまとめると気持ちも上がりますよね。今はたくさんの装飾が百均で簡単に手に入るので、お祝い事も楽しみやすいと思います。
ハーフバースデーで準備したいもの
食事
ハーフバースデーでのお祝いは、一歳のお誕生日よりも簡単に済ませている人も少なくないようです。しかし、六ヶ月といえば離乳食が始まっているお子様も多い時期。せっかくなので、お食事を一工夫すると一気にお祝いらしくなりますよ。離乳食の盛り付けをアレンジした離乳食アートは簡単で可愛いのでオススメ。離乳食で花束やケーキを描くようにお皿に載せていきます。細かい作業が得意であれば名前やメッセージを書いても素敵になります。シンプルな無地の皿に載せると素材本来の色が分かりやすくお洒落な仕上がりになるだけでなく、お子様が目で見て色を楽しみながら食に興味をもてるのはいい事ですよね。
プレゼント
お祝いなので小さくても良いのでプレゼントを準備しておきましょう。歯が生えてくる時期でヨダレも多いので、歯固めやスタイなどドラッグストアでも安価に手に入るプレゼントは家計の負担も少なく、以降も活躍するので特に人気です。離乳食アートを食べさせる前にプレゼントを開けて渡しておくと一石二鳥ですよ。
ハーフバースデーで写真を撮りたい場合
スタジオ撮影
スタジオ撮影は、スタジオならではの装飾や多くの衣装とアイテムが揃っていて非日常の写真を撮影できるのが魅力です。特別な一日をしっかりと写真におさめておきたい人はスタジオ撮影が断然オススメ。多くの子供と触れあっているカメラマンの腕は確かです。一瞬の笑顔やふとした仕草をしっかりとおさめてくれます。家族写真や兄弟姉妹の写真も上手に撮影してくれますよ。今は多くのスタジオで、アルバムを作るとデータも特典で付いてくるなどのプランがあるので、子供が可愛すぎて写真を絞れない!なんていう人はアルバムを作るのもよいですね。
出張撮影
スタジオとは対照的に、赤ちゃんがリラックスした普段の写真を残したいなら、自宅に来てくれる出張撮影がオススメです。家や近くの公園など、普段から慣れている場所での撮影は、お子様の人見知りや場所見知りなどを防くことができるため、比較的早い段階から柔らかい表情をしてくれることが期待できます。また、出張撮影では自然光を意識した写真が多いのも特徴で、ナチュラルな写真が好みな人にも人気です。お気に入りの洋服やぬいぐるみなどで特別な一枚を撮影してもらうのはママにとっても幸せな気持ちになりますよ。
いかがでしたか?
ハーフバースデーは、昔は祝うことも少なかったように思いますが、今はハーフバースデーの準備に気合いを入れているママも増えています。百均の飾りや、すでにあるものを代用して、先輩ママも上手にハーフバーステーをお祝いされていました。赤ちゃんを想う気持ちがあればどんなお祝いでも満点ですので、あまり気張らずに赤ちゃんのペースに合わせながら最高のイベントにしてくださいね。